「精神科医が教える 読んだら忘れない読書術」 読書の「質」をあげたい方へ伝えたい。
読書にハマって半年くらいたった今思ったんですけど
「俺、ちゃんと本の内容もっと理解して読んでる?」
「一冊の本からもっと知識を得れたらどんなに得か…」
「このあいだ読んだ本あんまり内容覚えてない、、、」
そう思うことがあったので地元のブックオフで購入いたしました、今回読んだ本はこれ。
樺沢紫苑さんの「精神科医が教える 読んだら忘れない読書術」です。
ブックオフってめちゃめちゃいいですよね、この本1000円弱で購入できました。ちょっと古かったり、カバーがぼろかったりしたら100円200円くらいで買えるので1000円払って五冊くらい買えますよね笑笑。学生の僕からしたらこの値段で本が変えるのは本当にありがたい。
中古本、万歳。
で、この本を選んだ理由は先ほども述べた所ですが、僕、かなり集中力がないほうなのでいつかは読書術系の本は読んでみたいと思っていた所でしたし、この本の著者 樺沢紫苑さんの本は他にも読んでいたのでブックオフで見つけた瞬間すぐに手にとって購入に至りました。
きっと僕以外にも、本の内容忘れちゃったりする方もいらっしゃるのではないのでしょうか?
映画とか漫画とかの内容なら10年たっても割と覚えていたりするのに本の内容は10年たっても完璧に覚えているかと言われたら難しいと思うんですよね。まあ僕まだ10年も本読んでないのでわかりませんが笑。
漫画とか映画って色彩が鮮やかで美しくて、目で見てるだけで簡単に内容が入ってきたりします。
ヒトって五感の中で視覚が一番情報を受信するみたいです。ちなみに全身の血液の15パーセントは脳に行っちゃうみたいですけど、その15パーセントのほとんどは目に血液がいくんですって。それだけ情報を受け取る為にも必要な血液量だと考えたら面白いです。
漫画とか映画と違って本って字読み(視覚)だけで理解するのってすごく難しい。
僕がいろいろ読み終えて思うに文章の理解を深める為には、文章を読んで自分で分析する工程を通す事で初めて記憶として定着するのではないかと思います。ようは脳という工場で情報を加工して知識にするって感じですかね?笑
そう考えたら読書って単純じゃないですよね、難しいですよね、そして深いですよね。
前置きが長くなりましたがこの本を読んだ感想として。
第1章は読書の大切さについて熱く語ってくれました。脳の神経細胞は20歳を超えた以降から弱くなるようですが読書を習慣することによって脳は成長を続けることができるようで…
つまり、筋トレと同じように脳も読書という筋トレを続けていたら脳もマッチョになるってことですよね笑笑
で、読書で知識をたくさん得れたら人生で様々な面で役に立つ。ビジネス書なら給料が上がるかもしれないし、心理学なら他人をより理解できる知識が身につきます、きっとすごく信頼できる恋人もできるかもしれない。改めて読書の大切さを教えてくれる章でした。
ちなみに、読書している人と本を全く読んでない人を比べたら年収の差が読書している人の方が多いみたいです。
もう、読むしかないですよね笑笑
読書でライバルに圧倒的な差をつける
2章3章は記憶の定着を図るためにアウトプットすることに焦点をあてています。
アウトプットとはインプット(覚えたこと)を自分で表現することを言うんですが2章では様々なアウトプットの仕方を伝授させていただきます。他人に直接本の内容を伝えるアウトプットも紹介されていましたが、正直他人に話す行為は聞く人によっては知識を披露する自慢話にも聞こえるかもしれないのであまりオススメできません笑笑。僕も実際に経験ありました。
なので、SNSとかブログとか、インターネットの世界に発信する方法は良い方法かと思いました。僕はこうやって感想書いてるだけなのでいいアウトプットになります。
「記憶に残る読書術」一週間に三回のアウトプット
「マーカー読書術」
「熟睡読書術」 本書に書かれた読書術ですがめっちゃいい。
個人的に一番印象に残った章が五章の本の選び方です。
本を数冊手にとって読んでくるとたまーに自分に合わなくて普段の読むスピードがその本では遅くなってしまうような本に出会った事があります。ようはつまらない本です。
そういうハズレの本でなくアタリの本を読むにはどうすればいいか?
ランキングやベストセラーに頼らず偶然出会った本に対して自分の直感で判断する事が大切
それ以来僕はお金が無くても、面白そうだと感じたらすぐに購入するようにしました。
熱が冷えないうちに読んだ方が楽しい気持ちを維持した状態で読めますよね。お金たまってからでいーや、とか、そこで妥協しちゃったら多分欲しかった事すら忘れてしまうんだと思います。
なので今欲しい本があるのなら今すぐ買っちゃいましょう‼️
読めば読むほど自分の直感力も知識も確実にあがってきます!しかし、本をたくさん読む事を目標にするのではなく、どの本を読むかを重視することが大事だと本書は教えてくださいました。
この本は読書術に関しても、本を読む大切さも教えてくれる、まさにホームラン本です。
ここまで閲覧ありがとうございます。