「火花」
かなり有名ですよね。「火花」
ピースの又吉さんの書いた奴ってのは知ってましたけど芥川賞ってなんか難しそうじゃないですか??なんとなく。
ブックオフで安かったし結構本を読んできたので今回はだいぶレベルアップして難しそうな小説にチャレンジしてみました。
とりあえず1回は読んでからの感想です。
なるべくネタバレしないように心がけたほうがいいですよね、特に小説は。
ちなみに映画の実写は見てません。
簡単にいうと若手芸人の徳永さんが神谷さんという一風変わった雰囲気と表現力をもった先輩芸人と出会って仲良くなって、芸人の世界や2人の感情について描かれた作品だと思ってます。
若手芸人が一流になるまでの厳しい道のりが描かれていました。作者の又吉さんも芸人なので、多少実体験も混ざっているのではないでしょうか?多分
個人的には芸人の厳しさとか人間関係とかの描き方がリアルすぎて多少重く感じました。
辛いシーンは読んでる方も辛い、そんな時もありました。
むちゃくちゃハッピーエンド的な感じでもなかったような気もしましたし、全体的にテンションが上がるシーンが少なかったような印象です。
徳永さん視点で描かれるので徳永さんの心情がすごくリアルに描かれていたのが印象的でした。
読み終えて思ったのが徳永さんの芸人人生そのものを体感したかのような奥深い気持ちでいっぱいでした。
又吉さんは他にも小説を書いてるみたいなので他のものも読んでみたいと思ってます